dis-papa’s blog

今一つ、夫との冷めた生活にピリオドを打つことができない妻の、夫に対する疑問と愚痴のブログです。

前か後か

依然、まだ夏のボーナスの支給はない。
くれないとは言われていない。「ちょっと待って、今すぐ使う用事ないでしょう?」とこの人は言った。それで健気に待ち続けた結果がこれだ。
今日も「ただいま」と帰ってきたこの人の表情は怖い。会社や帰宅時に何かイラつくことがあったのかは、私には知る由もない。ただただ、この人の帰ってくることが恐怖になっている。そもそもの表情が、定着してしまっているのだろうか。
さて今夜は夕食時に、電気の自由化で今のところよりも安くならないかと探した話をした。概算だが、なんと今より年間25,000円ほど安くなる計算だったのだ。電気を無駄に点けっぱなしのこの人に、嫌みも兼ねたつもりだったが、この話題に食いつき機嫌を良くしたようだった。
それでか、会社のお盆休みに日程はこの辺で考えていて、場所はあの辺で探しているという大まかな旅行計画を話された。だいたい旅行といっても、この人の趣味の競馬場がメインだ。しかし、密閉されたあの家、黙々とこなす家事から数日だけでも解放される喜びで安堵した。お盆休み10日間もどう過ごせと言うのか、私にはこの人の会社の長期休業は地獄でしかない。週末ですら悪夢だ。
ここで、ちょっと問題がある。旅行で出費する金額がシーズンで高額なのだ。これとボーナスは別だと誰もが思うのだろうが、この人は別格だ。もしかしたら、旅行の出費が痛いから今回はなしでと言われる可能性がある。
そこで、だ。「ボーナスをください」と、旅行の前に言うか、後に言うか、悩むところだ。こんなことで悩む人がいるのかと思われるかもしれないが、とにかくすぐ豹変するから怖いのだ。暴力を振るわれるわけではないが、表情の悪変化や威圧感を感じるのが苦痛で、出来ればそれらを回避したい。それなら、私が諦めたらいいことか・・・
いや、ここで引いてしまうと、もうボーナスをもらうことはないだろう。一度諦めてしまったらこの人の思う壺だ。今以上になめられてしまう。
そう自分を奮起させて、よく考えよう。
前の方が良さそうか。後にすると、お金がなくなったと言われるのが想像できる。相当機嫌のいい時に言うしかない。さて、そんな日があるだろうか。知る限り、この一週間にこの人の機嫌のいい日はなかった。
そんな人といつまで一緒に居られるだろう、私の心はいつまで持つだろう。最初からこんな人ではなかった、私がこう変えてしまったのだろうか。
ボーナス以前に、そのことを考えた方が良さそうな気もするが・・・今を生きなくてはならないので、やはりまずはボーナスをもらうことを考えよう。